セクスタイル（60度）のアスペクトとは、 ホロスコープ上では惑星同士の位置関係が60度になる関係になります。
こんな感じです。
セクスタイルはソフトで安定的なアスペクトだと言われています。そのため、このアスペクトに私は、壊れにくい関係性になるイメージを持っています。
sextileという言葉通り、ホロスコープを6分割する角度になります。6という数字について考えるときに、ハニカム構造というものを説明する必要があるでしょう。ハニカムとはhoneycombつまりミツバチの巣という意味を持ちます。ミツバチが巣を作るとき、最も一つ一つの空間の面積が最も大きく、一つ一つの空間に隙間がないように巣を作り上げようとしたときにできるのが、正六角形を敷き詰めた巣の形、ハニカム構造となります。この構造はとても安定しています。
実は正多面形で同じ形をつなげて平面を敷き詰めることができるのは三角形と四角形、そして六角形だけです。三角形と四角形で敷き詰めた場合、頂点をずらしても敷き詰めることができるのですが、六角形だけは、頂点をずらすことができません。そのため構造的にとても強くなります。ハニカム構造の利点は剛性と弾性を兼ね備えるという点にあります。単体で構造的に強靭な形は正三角形ですが複数で面を敷き詰めるときには…
おっと、セクスタイルの説明の途中でした…平面充填の話とハニカム構造の強さについてはそのうち別の所で説明します。
ともかく、少ない材料で頑丈かつ柔軟性があるのが六角形で正三角形は単体ではとても強い形です。その六角形の一片を形作っているのがセクタイルの惑星です。また、地球を含めて見た時にはそこに正三角形が現れます。
セクスタイルは非常に落ち着き安定的、なおかつ効率的なアスペクトです。壊れにくい関係。といっても良いかもしれません。しかし安定しているということは、何か動きをが必要なときに、非常に大きな力を必要とするものだということでもあります。
セクスタイルのアスペクトはオポジションと同じく火と風の元素のサインか水と土の元素のサインの組み合わせの中に惑星が位置するときにできるアスペクトです。また男性性同士か女性性同士の極性のサインで形作られるアスペクトとなります。