星占いの星座と夜空の星座が一致しないわけ

テレビや雑誌の星占いで、獅子座だからとか、私は水瓶座だからといって、お誕生日に夜空を眺めて、自分の誕生日の星座を探そうとしたことありませんか?

わたしはあります。

絶対に見つけられない。ということに気が付き絶望したものです。

冬の星座として有名なオリオン座、オリオン座は獅子座と戦っています。つまり夜空に獅子座を見つけられるのは冬ですし、赤い星アンタレスが妖しく輝く蠍座は夏の星座の代表のような存在です。
一方で、獅子座生まれのあなたと言えば、7月23日~8月22日生まれのあなたという意味ですし、蠍座生まれのあなたと言えば、10月24日~11月22日のあなたという意味です。

そうなのです。誕生日に、自分のサインの星座を探そうとしても、夜空の星の中に、それを見つけることはできないのです。

あなたの誕生日、あなたの星座は太陽と共にあります。

雑誌やテレビで見かける多くの12星座占いはホロスコープ上、太陽が見える方向にあるサイン。それを誕生日の星座として占っています。もしかすると、あなたの生まれた時に。月が見えている方向とか、木星が見えている方向で占っているものも、あるにはあるかもしれませんが、ごく稀だと思います。
お誕生日に太陽の後ろにある星座があなたの星座です。
※ホロスコープ上のサインは、夜空を12等分したところに、大体その辺にこの星座があるから、この名前にして覚えておこうというものなので、厳密には星座の位置とずれます。

ということで、夜空をいくら探しても、太陽と共に沈んでしまったあなたのサインを見つけることはできないのです。

お誕生日には太陽を眺めて、その後ろにあるあなたのサイン。太陽の輝きに隠れて見えないけれど、確かにそこにあるはずのサインを想像してみてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です