仏道無上誓願成
仏の道はこれで最上というものはなく、達成したということは無いが、道をなすという誓いです。
この言葉については、わたしの中で消化しきれていません。というか全く入ってきていません。あまり使うことがないのでどういう意味ですか。といわれると、わからないとお答えするようにしています。
わからないけれどまあ、仏の道に終わりはないけれど目指し続ける。という事だと解釈しています。悟りというのは52段まであって、それぞれの段で思い、悩みながらそれを一段一段昇っていく作業だ。悟ったとしてもちょっとしたことで元に戻ってしまうという考え方があるのですが、上り続けるように取り組むという事だと思うのです。
元に戻ってしまうという事を受け入れながら、三歩進んで二歩下がったりしながら進んでいくという事だと思います。そしてきっと52段に到達したときには52段なりの悩みや悲しみがあるのではないかと思うのです。その時には多分、53段目とか54段目を目指すという事になるのではないでしょうか。
と言ってはぐらかすことにしています。